北海道開発技術センター

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更新日 : 2017.1.7
新年のご挨拶

一般社団法人 北海道開発技術センター 会長 佐藤 馨一 


佐藤馨一 会長写真明けましておめでとうございます。平成29年が皆様にとってご多幸の年であることを心から祈願いたします。 それにしても平成28年は話題の多い年でした。3月末には北海道新幹線が新函館・北斗駅まで開業し、8月には台風が連続して北海道に上陸し、全道各地に多大な被害をもたらしました。とくに一般国道274号は12月になっても全面復旧せず、被害の甚大さは想定を超えるものでした。一般国道274号が不通の現在、道東自動車道が北海道の物流を支えています。当初は熊しか乗らない高速道路と揶揄された道東自動車道ですが、現在は人のみならず、物流においても北海道の産業振興や地域開発に大いに貢献しています。筆者はかっての新年挨拶において道東道夕張〜十勝清水間の4車線化を提言したことがあります。本年はその事業手法として開発局の直轄道路の整備予算を活用し、完成後は十勝清水〜夕張間を無料にすることを提案します。当然、十勝清水〜夕張間は現在と同じく有料です。 道路事業の担当者にこのアイデアを話したところ、いかに空想に近いか(実現不可能か)を熱心に説明されました。しかし、二階自民党幹事長は従来の行政ベースでは事業化出来ないプロジェクトを国土強靱化軸という政策を掲げて推進しようとしています。道東道の4車線化は北海道の国土強靱化軸として最優先事業だと北海道選出の各代議士が認識し、一致団結して政府に働きかけると山は動きます。 8月には夏の甲子園(全国高等学校野球選手権大会)で北海高校が準優勝し、10月には日本ハムファイターズが日本一に輝きました。今や北海道は野球の先進地になりました。大切なことはあきらめないことです。道東道の4車線化を必ず実現すると言う気迫を持って取り組むことが大切です。

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