北海道開発技術センター

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更新日 : 2020.1.6
新年のご挨拶
一般社団法人 北海道開発技術センター 会長
本多 満

本多 満

明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。

今年は、北海道総合開発計画策定の根拠法となる北海道開発法が制定(1950年)されて70周年の節目を迎える年となります。北海道開発は、この法律に基づき、国が8期にわたる北海道総合開発計画を策定し、その時々の国の課題解決に寄与することを目的に推進されてきました。これらの計画に基づき、各種の事業が総合的に実施され、北海道は我が国の食料やエネルギー資源の供給基地として、また、国内外から多くの人が観光や保養に訪れる癒しと恵みの大地として発展してきました。

その一方で、北海道開発に対しては、これまで地方分権問題等を背景に「北海道開発の役割は終わった」とか「国による北海道開発はいつまで続くのか」など、その必要性等について様々な議論もありました。

しかしながら、平成から令和の時代に引き継がれる現計画(第8期「平成28年〜令和7年」)において、「2050年の長期を見据え『世界の北海道』を目指す」と謳っているように、食、環境、エネルギー等北海道の豊富な資源や広大な国土を利用し、その時々の国の課題に適切に応えるという役割、重要性は今後とも変わらず、引き続き国全体の安定と発展に寄与すべく北海道開発の更なる推進が必要と考えています。

北海道開発技術センターは、寒冷地域としての特性を踏まえながら、寒地開発技術や開発事業等の諸課題について調査研究等を行い、北海道の発展に寄与していくという設立目的に沿い、今後とも北海道の現状と課題、さらに中長期的展望を踏まえ、北海道の更なる発展に寄与すべく、また、「世界の北海道」の実現に向けて必要な調査研究を進めていきたいと考えています。  

会員の皆様方におかれましては、今後とも引き続きご指導・ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げまして新年の挨拶とさせていただきます。


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