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北海道開発技術センターは、寒地開発技術の進歩発展と開発事業等の諸問題について、政策の提言、計画・調査および研究を行うことを目的として、道内各界の有志によって1982年9月に任意団体として設立しました。1983年4月には「社団法人北海道開発技術センター」として本格的に事業をスタートし、2011年5月からは、公益法人制度改革に伴い「一般社団法人北海道開発技術センター」として現在に至っております。  

設立後、国際的には「寒地開発に関する国際シンポジウム(ISCORD)」を、国内的には「寒地技術シンポジウム」を継続的に開催し、発表された5000件を超える報告や論文はデータベース化され、国内外の寒地技術の研究者や技術者、実務者に利用されております。

現在、寒地開発技術はもとより、シーニックバイウェイ北海道や広域観光、地球環境やエネルギー、公共交通やモビリティマネジメント、学校教育との連携等、多様化する地域課題に取り組むだけなく、頻発する自然災害や、深刻化している高齢化、人口減少に起因する国家的な課題にも、蓄積した情報や幅広い人的なネットワークを活用した実践的な調査、研究活動を展開しております。

今後とも、北海道開発技術センターは、このような社会の変化を見据え、得意分野のノウハウや人材、ネットワークを生かして、北海道をはじめとした寒冷地の諸課題に対して、調査・研究と政策提言を行い、地域社会の発展と広く国内外の寒冷地域に貢献してまいります。

2019年1月

北海道開発技術センター
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