お知らせ

2024年11月21日

聴講お申込を終了しましたが、当日のご来場も可能です。

2024年11月5日

ポスター発表一覧を公開いたしました。→ポスター発表一覧 聴講のお申込は11/14(木)までとなっております。

2024年10月15日

ポスター発表のお申込を終了いたしました。聴講のお申込は受け付けております。

シンポジウムについて

ごあいさつ


 寒地技術シンポジウムは、積雪寒冷地における多様な技術や文化に関する情報の交流により、北国・雪国の魅力的な生活文化の構築と、持続可能な地域づくりに寄与することを目指しています。1985年の第1回目の開催以来、毎年開催し、今年で40回目を迎えます。これまでの皆様の多大なるご支援に、厚くお礼を申し上げます。


 日本では国土の約半分が豪雪地帯に相当し、世界でも多くの人が積雪寒冷地に居住しています。長く不利益をもたらす存在であった「雪と寒さ」は、先人達の努力により、持続可能なローカルエネルギーとしての可能性も広げてきました。加えて、ウィンタースポーツやレジャー等、雪や寒さを活かすプロジェクトも各地で進んできています。

 「雪や寒さ」は、積雪寒冷地の魅力として、インバウンドの観光客などを呼び寄せる大きな要素です。その一方で、近年の異常気象による集中的な降雪、吹雪時の視程障害など、深刻な交通障害に結び付く問題や、つるつる路面による歩行者事故等、対策が必要な課題が多くあります。また、除雪機械オペレータの後継者の問題など、社会情勢に伴う課題も浮き彫りになっております。

 本シンポジウムは、北国・雪国において培われてきた技術と知恵を結集する情報交換の場として歴史を積み重ねてまいりました。多様化する課題やICTなど新たな技術の発展がある中、本シンポジウムの役割は益々大きくなっていると認識しております。是非ともこの場を活用していただき、積雪寒冷地の課題解決を一緒に考えていきたいと思います。

 記念すべき第40回目の開催となる本シンポジウムでは、従来からの目的である『積雪寒冷地における多様な技術や文化に関する情報の交流』をこれまで以上に活性化したく、本年度より、ポスター発表や企画セッションの拡大を図る取組みを実施し、より多くの皆様にご参加いただきたいと思います。

 皆様にとって有意義な場をご提供できるよう準備を進めてまいります。多くの皆さまにご参加いただきますよう、お願いいたします。

令和6年6月

一般社団法人北海道開発技術センター

理事長 倉内 公嘉

開催概要


シンポジウム名

第40回 寒地技術シンポジウム

COLD REGION TECHNOLOGY CONFERENCE 2024

開催日時

日付と開始・終了時間を目立つように掲載。

開催場所

札幌コンベンションセンター

〒003-0006 北海道札幌市白石区東札幌6条1丁目1−1

主催

一般社団法人北海道開発技術センター

参加費

無料

発表形式


本シンポジウムは、さまざまな寒地技術に関する研究や取り組みを共有するために、口頭発表、ポスター発表、技術提出の3つの発表形式を設けております。


● 報告論文の口頭発表

報告論文の口頭発表は、研究者や技術者が寒冷地技術に関する研究成果や実践報告を直接参加者に伝える形式です。各分野に応じた「分科会」に分かれて実施されるため、参加者は興味のある分野の発表を選んで聴講できます。また、発表後には質疑応答の時間が設けられており、参加者との意見交換や議論が深められる機会が提供されます。なお、報告論文については、J-STAGEに掲載予定です。


● ポスター発表

ポスター発表は、研究や技術に関する成果を視覚的にまとめ、掲示したポスターを通じて参加者とコミュニケーションを図る形式です。ポスター前で自由に質疑応答や意見交換が行われ、研究者・技術者同士の活発な交流を促進します。


● 技術展示

展示ブースでは、寒地技術関連の製品や新技術、実施プロジェクトの展示を通じて、視覚的かつ触れる形で参加者に情報提供を行います。具体的な事例や機器の紹介など、実物を交えた説明が可能な場として、特に企業や機関が技術や成果を広くアピールするために活用されています。以上の3つの発表形式を通じて、寒地技術の分野における最新の研究や実践知識の共有を行い、参加者同士の情報交換と連携を促進しております。

発表内容の範囲(キーワード)


寒地技術に関連する「報告論文」および「ポスター」を募集しています。

※なお、査読付きの論文募集は行っておりませんのでご注意ください。

テーマ

キーワード

寒さと暮らし

防寒衣料、寒地住宅、室内暖房、生活の知恵、雪国の生活、冬の伝承文化、保存食、冬と教育、除雪ボランティア 他

冬と遊び

冬のスポーツ・レジャー、冬のイベント、冬の観光・レクリエーション、流氷と観光 他

雪とまちづくり

防雪対策、流雪溝、消雪装置、除雪機器、都市計画、冬の景観 他

冬と交通・通信

新交通システム、雪崩対策、吹雪・吹き溜まり対策、航路維持、気象予測、寒地における航空機・船舶・自動車、路面対策 他

寒地における農・林・水産

食品保存、食品加工、品種改良、植物工場、室内園芸施設、水耕栽培、栽培漁業、緑化技術 他

寒さとエネルギー

冷熱利用、低温貯蔵、凍結工法、室内冷暖房、地域暖房、暖房機器、太陽エネルギー、温泉熱の利用、自然エネルギーの利用、EV 他

雪と応用技術

降雪・積雪センサー、凍結センサー、マイクロ波応用技術、耐寒機器、計測機器 他

寒地と環境

水質汚染、大気汚染、地下水涵養、環境管理、上下水道施設、廃棄物処理 他

寒さと構造物

砕氷船舶、港内結氷、流氷と漁業施設、氷海構造物、着氷雪防止、氷と材料、海水とその特性 他

寒地と防災

防災計画、自主防災組織、学校・地域教育、防災設備 他

その他

その他

第39回寒地技術シンポジウム 開催報告

会期

2023年11月28日~11月30日

開催場所

TKPガーデンシティPREMIUM札幌大通

発表論文数

報告論文発表:49件、ポスター発表:49件、展示技術:19件

当時の様子


プログラム


11月28日(火)

11月29日(水)

11月30日(木)

第1分科会/

寒地とエネルギー(融雪・冷暖房、熱収支)

詳細はこちらから

第1分科会/寒地とエネルギー(融雪・冷暖房、熱収支)


11月28日(火) 10:20-13:00 <会場> 6B

座長:千葉隆弘(北海道科学大学)

副座長:伊藤健大(日本地下水開発株式会社)

 11月28日10:20-10:40

 論文番号 II-001

無散水消融雪施設稼働の省エネ化を目指して(5)

 ○山口正敏・服部恭典・福井秀樹(日本地下水開発株式会社)

 11月28日10:40-11:00

 論文番号 II-003

緩勾配二重膜屋根における融雪による屋根雪処理でのつらら防止対策

 ○千葉隆弘(北海道科学大学)、山口英治(太陽工業株式会社)、渡邊朋宏(株式会社佐藤総合計画)

 11月28日11:00-11:20

 論文番号 II-004

地下水熱利用冷暖房システムの稼働実績

 ○伊藤健大・佐々木優也・山口正敏・福井秀樹(日本地下水開発株式会社)

 11月28日11:20-11:40

 論文番号 II-005

雪縦孔における伝熱ユニット数の整理

 ○媚山政良(NPO利雪技術協会)

 11月28日11:40-12:00

 論文番号 II-006

可搬型雪冷房装置の実用機試験と雪の非定常融解解析

 ○田中光太・西川詩音(長岡技術科学大学)、杉原幸信・上村靖司(長岡技術科学大学技学研究院)、佐々木賢知(三機工業株式会社)

 11月28日12:00-12:20

 論文番号 II-007

鉛直孔を有する雪塊と空気との熱交換に関する研究 ~非定常融解シミュレーションによる雪-空気熱交換性能再現の試み その2~

 ○佐々木賢知(三機工業株式会社)、田中光太(長岡技術科学大学)、上村靖司・杉原幸信(長岡技術科学大学技学研究院)

 11月28日12:20-12:40

 論文番号 II-008

『雪取り物語』IM 紙芝居[第1話~第5話]

 ○媚山政良・小林貴文・槇由美子・川本周朗(NPO利雪技術協会)

 11月28日12:40-13:00

 論文番号 I-001

第56次・第57次日本南極地域観測隊が使用した南極昭和基地建物の暖房用エネルギー消費量に関する研究

 ○安部剛(株式会社錢高組技術研究所)、半貫敏夫(日本大学名誉教授)、永木毅・藤野博行(国立極地研究所)

特別セッション

人口減少時代における持続可能な流雪溝の運用に向けて

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特別セッション/人口減少時代における持続可能な流雪溝の運用に向けて


11月29日(水) 10:00-12:00 <会場>6C

座長:原文宏(一般社団法人北海道開発技術センター)


 11月29日10:00-10:05

趣旨説明

 ○原文宏(一般社団法人北海道開発技術センター)

 11月29日10:05-10:15

 論文番号 特2-1

道内流雪溝の整備と社会情勢の変化について

~ポスト・ふゆトピアを考える~

 ○小西信義・原文宏・三原夕佳・倉内公嘉(一般社団法人北海道開発技術センター)

 11月29日10:15-10:25

 論文番号 特2-2

苫前町古丹別地区流雪溝の“リニューアル”に向けて

 ○伊藤優(苫前町建設課)

 11月29日10:25-10:35

 論文番号 特2-3

流雪溝が教えてくれた「暮らしの寒地技術」

 ○西大志(苫前町まちづくり企画/シーニックバイウェイ北海道 萌える天北オロロンルート)

 11月29日10:35-10:45

 論文番号 特2-4

増毛町における流雪溝の今とこれから

 ○山本卓矢(増毛町建設課)

 11月29日10:45-10:55

 論文番号 特2-5

平成28年度流雪溝取水ポンプの故障に伴う対応とその後の流雪溝

 ○橋本大輝(滝川市建設部)

 11月29日10:55-11:00

休憩

 11月29日11:00-12:00

討議

第7分科会/

寒地と海・河川(沿岸・河川構造物、海氷挙動、船舶)

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第7分科会/寒地と海・河川(沿岸・河川構造物、海氷挙動、船舶)


11月30日(木) 10:00-12:40 <会場> 6C

座長:木岡信治(国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所)


 11月30日10:00-10:20

 論文番号 II-026

漂流物を伴った津波による構造物への影響について

~異なるサイズの流氷供試体を用いた実験~

 ○早坂悠太・山内文太・竹内貴弘(八戸工業大学)、木岡信治(国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所)

 11月30日10:20-10:40

 論文番号 II-027

河道における平面的な氷板漂流過程の数値解析モデルについて

 ○阿部孝章・大串弘哉(国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所)

 11月30日10:40-11:00

 論文番号 II-028

氷海風力発電に関する技術的一考察

 ○泉山耕(北海道大学北極域研究センター)

 11月30日11:00-11:20

 論文番号 I-010

苫小牧港漁港区の屋根付き岸壁を事例とした米国試験輸出

 ○松尾優子(苫小牧工業高等専門学校)、片石温美(中央大学)、阿部島蘭(苫小牧漁業協同組合)、田中淳・岩成正勝(一般社団法人寒地港湾空港技術研究センター)

 11月30日11:20-11:40

 論文番号 II-029

リカレントニューラルネットワーク(RNN)による海氷厚の推定法に関する一考察

 ○木岡信治・石田麻衣子(国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所)、竹内貴弘(八戸工業大学)

 11月30日11:40-12:00

 論文番号 I-011

海氷による航行障害事例と海氷集積度パラメータ

 ○大塚夏彦・宇都正太郎(北海道大学北極域研究センター)

 11月30日12:00-12:20

 論文番号 I-012

氷海中を航行する船舶の運動制御の2次元数値計算

 ○澤村淳司(大阪大学大学院)

 11月30日12:20-12:40

 論文番号 I-013

船舶の氷中抵抗推定におけるIce chartの適用 第3報

耐氷船舶の速力・出力解析

 ○宇都正太郎・大塚夏彦(北海道大学北極域研究センター)

第2分科会/

冬と防雪I(降積雪・着氷雪、観測手法

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第2分科会/冬と防雪I(降積雪・着氷雪、観測手法)


11月28日(火) 10:00-12:40 <会場> 5D

座長:鎌田慈(公益財団法人鉄道総合技術研究所)

 11月28日10:00-10:20

 論文番号 II-017

北海道の2023年融雪期と湿雪雪崩の特徴

 ○松下拓樹・吉井昭博・櫻井俊光・西村敦史(国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所)

 11月28日10:20-10:40

 論文番号 II-018

気候変動適応策検討のためのバイアス補正済み日降雪量の算出方法の検討

 ○平沢陽子(一般財団法人日本気象協会)、鈴木啓明(北海道立総合研究機構)、濱原和広(元 北海道立総合研究機構)

 11月28日10:40-11:00

 論文番号 II-019

吹雪対策施設の性能規定導入に関する一試案

 ○松澤勝(国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所)

 11月28日11:00-11:20

 論文番号 I-007

アルベドの時間変化モデル構築に向けた野外観測

 ○佐藤亮太・高橋大介 (公益財団法人鉄道総合技術研究所)、河島克久・松元高峰(新潟大学災害・復興科学研究所)

 11月28日11:20-11:40

 論文番号 I-008

表面融雪に着目した落雪試験

 ○鎌田慈・高橋大介・原田夏輝(公益財団法人鉄道総合技術研究所)、佐藤研吾(国立研究開発法人防災科学技術研究所)

 11月28日11:40-12:00

 論文番号 I-009

着雪指標の地域特性3

 ○遠藤悠・森川浩司・小島徹也(株式会社工学気象研究所)、白石智規・高田則之・松田祐太(東京電力パワーグリッド株式会社)

 11月28日12:00-12:20

 論文番号 I-005

滑走路状態コードとタイヤ・雪氷滑走路面間の摩擦係数の関係

 ○上之和人・守田克彰(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構)

 11月28日12:20-12:40

 論文番号 I-006

埋設型雪氷モニタリングセンサと機械学習による滑走路状態コードの推定

 ○上之和人・守田克彰・飯島由美・石亀牧子・神田淳(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構)

第3分科会/

寒地と材料(トンネル・浅層埋設、コンクリート)

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第3分科会/寒地と材料(トンネル・浅層埋設、コンクリート)


11月29日(水)10:00-11:20 <会場> 6B

座長:五十嵐隆浩(株式会社構研エンジニアリング)


 11月29日10:00-10:20

 論文番号 I-014

寒冷地のトンネル覆工ひび割れの定量化に対する検討

 ○須藤敦史(東北工業大学)、佐光正和・五十嵐隆浩(株式会社構研エンジニアリング)

 11月29日10:20-10:40

 論文番号 I-015

寒冷地のトンネル覆工における劣化モデルの考察

 ○禿和英(株式会社建設技術研究所)、須藤敦史(東北工業大学)、佐藤京(国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所)、兼清泰明(関西大学)、丸山収(東京都市大学)、檀寛成(関西大学)

 11月29日10:40-11:00

 論文番号 II-030

寒冷地域における電線類地中化の浅層埋設実証試験について

 ○大部裕次・岩田圭佑・福島宏文(国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所)

 11月29日11:00-11:20

 論文番号 II-031

北海道の舗装路面修繕に適した常温アスファルト混合物[αミックス]の開発

 ○吉田友祐(世紀東急工業株式会社北海道支店)、小柴朋広(世紀東急工業株式会社技術本部)、ラオタラジンダル(世紀東急工業株式会社北海道支店)

第8分科会/

寒さとまちづくり(防災)

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第8分科会/寒さとまちづくり(防災)


11月30日(木)10:00-11:40 <会場> 6B

座長:小西信義(一般社団法人北海道開発技術センター)

 11月30日10:00-10:20

 論文番号 II-035

機械学習を用いた長岡市の人身雪害発生予測

 ○石川大貴(長岡技術科学大学)、杉原幸信・上村靖司(長岡技術科学大学技学研究院)、諸橋和行(公益社団法人中越防災安全推進機構)

 11月30日10:20-10:40

 論文番号 II-036

除雪技能の競技化と安全意識啓発効果

 ○久門優介(長岡技術科学大学)、上村 靖司・杉原幸信(長岡技術科学大学技学研究院)

 11月30日10:40-11:00

 論文番号 II-037

災害時の対応力を養う「一枚の写真」WSの災害種の違いによる比較

 ○元木裕登(長岡技術科学大学)、杉原幸信・上村靖司(長岡技術科学大学技学研究院)、吉澤厚文・有坂浩(長岡技術科学大学)

 11月30日11:00-11:20

 論文番号 II-038

寒冷期避難所暖房機器の火災安全検討

 ○大越雅之(岐阜大学)、水谷嘉浩(Jパックス株式会社)、根本昌宏(日本赤十字北海道看護大学)

 11月30日11:20-11:40

 論文番号 I-018

TKB+Wに基づいた厳冬期避難時に低体温症を予防するための方策

 ○根本昌宏(日本赤十字北海道看護大学)、大越雅之(岐阜大学)、水谷嘉浩(Jパックス株式会社)、尾山とし子(日本赤十字北海道看護大学)

開会式


11月28日(火) 14:00-17:00 <会場>6C


 11月28日14:00–14:10

主催挨拶

 11月28日14:10–14:30

寒地技術賞表彰式

 11月28日14:30-15:00

話題提供1「バリア@ウインター からだに不自由がある人にとっての〝冬〟」

 講師:山田 もと子 氏(バリアフリーフロント)

 11月28日15:00-15:30

話題提供2「民間排雪の現状について」

 講師:野田 竜也 氏(ソリトン・コム株式会社 代表取締役)

 11月28日15:40-17:00

トークセッション「私たちの冬の暮らしと除排雪」

 高野 伸栄 氏(北海道大学教授)

 山田 もと子 氏(バリアフリーフロント)

 野田 竜也 氏(ソリトン・コム株式会社代表取締役)

 木村 啓太 氏(北海道新聞報道センター記者)

 司会:原 文宏(一般社団法人北海道開発技術センター地域政策研究所長)

第4分科会/

冬と防雪II(吹雪・雪崩対策)

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第4分科会/冬と防雪II(吹雪・雪崩対策)


11月29日(水)10:00-12:00 <会場> 5D

座長:松澤勝(国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所)


 11月29日10:00-10:20

 論文番号 II-020

斜風対応型吹き払い柵の吹き払い効果

 ○櫻井俊光・松島哲郎・松下拓樹・西村敦史(国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所)

 11月29日10:20-10:40

 論文番号 II-021

車載カメラを用いた斜面積雪の状態把握手法

 ○吉井昭博・松下拓樹・櫻井俊光・西村敦史(国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所)

 11月29日10:40-11:00

 論文番号 II-022

道路吹雪対策を目的とした防雪盛土の試験施工および効果検証(続報)

 ○馬場圭太・正岡久明・金森弘晃(株式会社シー・イー・サービス)、高橋譲(室蘭建設管理部登別出張所)、田中歩美(函館建設管理部江差出張所)

 11月29日11:00-11:20

 論文番号 II-023

中分雪堤の内部滑り型崩壊の観測と検証

 杉原幸信・渡邉香歩・○上村靖司(長岡技術科学大学技学研究院)、岩﨑伸一・荒川涼(株式会社ネクスコ・エンジニアリング新潟)、町田敬(町田建設株式会社)

 11月29日11:20-11:40

 論文番号 II-024

関越自動車道における雪堤崩壊分布

 ○荒川涼・岩﨑伸一(株式会社ネクスコ・エンジニアリング新潟)、永井悠都(長岡技術科学大学)、杉原幸信・上村靖司(長岡技術科学大学技学研究院)、町田敬(町田建設株式会社)

 11月29日11:40-12:00

 論文番号 II-025

関越自動車道における雪堤崩壊の分析と危険度評価指標の検討

 ○永井悠都(長岡技術科学大学)、杉原幸信・上村靖司(長岡技術科学大学技学研究院)、岩﨑伸一・荒川涼 (株式会社ネクスコ・エンジニアリング新潟)、町田敬(町田建設株式会社)

第9分科会/

冬と交通II(冬期道路管理)

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第9分科会/冬と交通II(冬期道路管理)


11月30日(木) 10:20-12:00 <会場> 5D

座長:正岡久明(株式会社シー・イー・サービス)

 11月30日10:20-10:40

 論文番号 II-014

北海道における舗装事業の担い手確保の課題

 ○太田広(一般社団法人北海道舗装事業協会)、安倍隆二(北海道アスファルト合材協会)、広瀬哲司(一般社団法人日本道路建設業協会北海道支部)

 11月30日10:40-11:00

 論文番号 II-015

LiDARを用いた堆雪量推計技術の検証

 ○飯田美喜・吉田智・植野英睦(国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所)

 11月30日11:00-11:20

 論文番号 II-016

豪雪地帯における法面直下のガードレールの設計指針の検討

 ○齋藤進(長岡技術科学大学)、杉原幸信・上村靖司(長岡技術科学大学技学研究院)、大久保忠彦・中川直人・森山健太郎・西澤遥那(株式会社ネクスコ・メンテナンス新潟)

 11月30日11:20-11:40

 論文番号 I-004

道央自動車道と並行する国道36号における冬期交通事故リスク情報提供の便益推計

 ○四辻裕文・奥村航太・平澤匡介・伊東靖彦(国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所)

 11月30日11:40-12:00

 論文番号 II-002

道路消融雪施設における多段階出力制御の有効性評価

-その2 設計要領の融雪必要熱量の見直し-

 ○田中日菜(長岡技術科学大学)、杉原幸信・上村靖司(長岡技術科学大学技学研究院)


第5分科会/

寒さと暮らし(産業、飲食業、スポーツ)

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第5分科会/寒さと暮らし(産業、飲食業、スポーツ)


11月29日(水) 13:00-14:40 <会場> 6B

座長:白川龍生(北見工業大学)


 11月29日13:00-13:20

 論文番号 II-032

放射冷却における高電圧パルス印加による微気泡群発生抑制

 ○岡本忠次・渡辺匠(長岡技術科学大学)、杉原幸信・上村靖司(長岡技術科学大学技学研究院)

 11月29日13:20-13:40

 論文番号 II-033

水滴下による氷柱花作成法における熱収支計算

 ○丸山翔生(長岡技術科学大学)、杉原幸信・上村靖司(長岡技術科学大学技学研究院)、藤田愛稀(長岡技術科学大学)

 11月29日13:40-14:00

 論文番号 II-034

低温条件下におけるディーゼル排ガス中の有機酸計測に関する研究

 ○春原もも(北見工業大学大学院)、林田和宏・稲葉一輝(北見工業大学)、角田直人(いすゞ自動車株式会社)

 11月29日14:00-14:20

 論文番号 I-016

雪水比を用いたパウダースノーの「ふわサラ度」指標の開発

 ○白川龍生(北見工業大学)、的場澄人(北海道大学低温科学研究所)、大須賀樹(北見工業大学)、Furano Bonchi Powder Project

 11月29日14:20-14:40

 論文番号 I-017

カーリングリンク氷面に形成されるペブルのイメージスキャナを用いた広域測定の検討

 ○大村玄(北見工業大学大学院)、原田康浩・亀田貴雄(北見工業大学)



第6分科会/

冬と交通I(大雪対策)

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第6分科会/冬と交通I(大雪対策)


11月29日(水) 13:00-15:00 <会場>5D

座長:大川戸貴浩(一般社団法人北海道開発技術センター)


 11月29日13:00-13:20

 論文番号 II-009

札幌圏大雪時における住民の意見・要望のテキストマイニング分析

 ○大川戸貴浩・天見正和(一般社団法人北海道開発技術センター)

 11月29日13:20-13:40

 論文番号 II-010

札幌市の幹線道路排雪作業の最適化に関する研究

 ○高橋尚人・吉田彩乃・中島秀之(札幌市立大学)

 11月29日13:40-14:00

 論文番号 II-011

札幌市の大雪対策

 ○井上実(札幌市建設局雪対策室)

 11月29日14:00-14:20

 論文番号 II-012

新潟市除雪体制等検証会議の提言を踏まえた最近の取組みについて

 ○宮村卓(新潟市土木部)

 11月29日14:20-14:40

 論文番号 I-002

スマホAI路面判定システムの実証とAI検知要素の拡張

 ○中村一樹・上石勲(国立研究開発法人防災科学技術研究所雪氷防災研究センター)、仲条仁(株式会社Create-C)

 11月29日14:40-15:00

 論文番号 II-013

新潟県内の最近の集中降雪による道路交通への影響と課題解決のためのメニュー

 ○上石勲(国立研究開発法人防災科学技術研究所雪氷防災研究センター)



特別セッション/

雪寒対策とデータサイエンス

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特別セッション/雪寒対策とデータサイエンス


11月29日(水)13:30-16:00 <会場>6C

座長:中前茂之(北海道大学数理・データサイエンス教育研究センター)


 11月29日13:30-13:35

 論文番号 特1-1

「雪寒対策とデータサイエンスに関する特別セッション」のねらい

-於:第39回寒地技術シンポジウム-

 ○中前茂之(北海道大学数理・データサイエンス教育研究センター)

 11月29日13:35-13:50

 論文番号 特1-2

除雪現場の省力化による生産性・安全性の向上に関する取組

―除雪現場省力化技術の概要と実働配備に向けた検討―

 ○長田直樹(国土交通省北海道開発局)

 11月29日13:50-14:05

 論文番号 特1-3

ICT・GISサービスを用いた冬期道路管理

~皆で知識ゼロから始めるICT活用~

 ○舟見群章(株式会社玉川組)

 11月29日14:05-14:20

 論文番号 特1-4

運行管理システム導入の効果と運搬排雪への導入の展望

 ○堀江進・中前茂之(北海道大学数理・データサイエンス教育研究センター)

 11月29日14:20-14:35

 論文番号 特1-5

LiDAR活用による除排雪業務効率化と生産性向上のチャレンジ

~降雪地でのモノづくり最前線を快適にする~

 ○坂下淳一(一二三北路株式会社)

 11月29日14:35-14:50

 論文番号 特1-6

除雪作業の効率化とメンタルヘルス対応に関する報告

 堀口哲志・○湯浅勝典・漆館直(株式会社堀口組)、須田清隆(株式会社環境風土テクノ)、JEVICA(株式会社建設IoT研究所)

 11月29日14:50-15:50

パネルディスカッション

「徹底討論:我々は雪寒対策のDX・デジアナ変換にどう向かうのか~技術伝承・担い手・技術革新・データサイエンス・そして現場の最前線~」

 11月29日15:50-16:00

 講評

 ○湧田雄基(東北大学)



特別セッション/

ほっかいどう学(雪学習)

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特別セッション/ほっかいどう学(雪学習)


11月29日(水) 15:00-17:00 <会場>6B

座長:新保元康(認定NPO法人ほっかいどう学推進フォーラム)


 11月29日15:00-15:15

 論文番号 特3-1

札幌市の生活科における雪を使った学習プログラムの実践

-スノーランドをつくって みんなで学ぼう-

 ○安藤ひかる(札幌市立幌東小学校)、冨田真未・原文宏・佐藤金八・金田安弘(一般社団法人北海道開発技術センター)、長沼芳樹(株式会社構研エンジニアリング)

 11月29日15:15-15:30

 論文番号 特3-2

小学校外国語における地域素材「雪」の活用

-雪学習パッケージにおける現状と課題から-

 ○神林裕子(札幌国際大学短期大学部)、西森美紀(札幌市立八軒西小学校)

 11月29日15:30-15:45

 論文番号 特3-3

小学校社会科における北海道での国道除雪の教材化

~第4学年『自然災害から人々を守る活動』の実践を通して~

 ○木田孝紀(札幌市立桑園小学校)

 11月29日15:45-16:00

 論文番号 特3-4

本物の体験を通して感動を生む雪学習授業の展開

~義務教育学校福移学園の実践~

 ○福本勇太(札幌市立義務教育学校福移学園)

 11月29日16:00-16:15

 論文番号 特3-5

雪学習ニューズレターの成果と課題

~市内小学校の全教員へ「雪」学習の魅力を伝える札幌雪学習プロジェクトの取組~

 ○多田公洋(札幌市立福井野小学校)

 11月29日16:15-16:30

 論文番号 特3-6

「除雪」に関する道路管理と学校教育の連携に関する一考察

 ○原文宏・宮川愛由(一般社団法人北海道開発技術センター)、新保元康(認定NPO法人ほっかいどう学推進フォーラム)

 11月29日16:30-16:40

全体説明

 ○新保元康(認定NPO法人ほっかいどう学推進フォーラム)

 11月29日16:40-17:00

全体討議


寒地技術表彰式


第38回寒地技術シンポジウムで発表された論文を対象に、積雪寒冷地における寒地技術の向上に著しく業績のあった個人、団体を表彰するもので、今回は2部門3篇の論文が選定された。

部門 論文名 氏名
計画部門 「北海道におけるトンネル維持管理のための劣化予測について」 禿和英氏(株式会社建設技術研究所)
須藤敦史氏(東北工業大学)
佐藤京氏兼(国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所)
清泰明氏(関西大学)
丸山収氏(東京都市大学)
檀寛成氏(関西大学)
「暴風雪および大雪のハザードマップの開発」 原田裕介氏(国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所)
大宮哲氏(国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所)
武知洋太氏(国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所)
西村敦史氏(国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所)
地域貢献部門 「小学校社会科における「オホーツクみち学習」の取組~
第4学年『雪の災害にそなえて』の実践~」
野原翔太氏(北見市三輪小学校)

 

寒地技術シンポジウム ポスター賞