お知らせ

2024年12月15日

第40回寒地技術シンポジウム(2024年11月26日~27日)はおかげさまで盛況のうちに終了しました。 多数のご参加誠にありがとうございました。

2024年11月21日

聴講お申込を終了しましたが、当日のご来場も可能です。

2024年11月5日

ポスター発表一覧を公開いたしました。→ポスター発表一覧 聴講のお申込は11/14(木)までとなっております。

シンポジウムについて

ごあいさつ


 寒地技術シンポジウムは、積雪寒冷地における多様な技術や文化に関する情報の交流により、北国・雪国の魅力的な生活文化の構築と、持続可能な地域づくりに寄与することを目指しています。1985年の第1回目の開催以来、毎年開催し、今年で40回目を迎えます。これまでの皆様の多大なるご支援に、厚くお礼を申し上げます。


 日本では国土の約半分が豪雪地帯に相当し、世界でも多くの人が積雪寒冷地に居住しています。長く不利益をもたらす存在であった「雪と寒さ」は、先人達の努力により、持続可能なローカルエネルギーとしての可能性も広げてきました。加えて、ウィンタースポーツやレジャー等、雪や寒さを活かすプロジェクトも各地で進んできています。

 「雪や寒さ」は、積雪寒冷地の魅力として、インバウンドの観光客などを呼び寄せる大きな要素です。その一方で、近年の異常気象による集中的な降雪、吹雪時の視程障害など、深刻な交通障害に結び付く問題や、つるつる路面による歩行者事故等、対策が必要な課題が多くあります。また、除雪機械オペレータの後継者の問題など、社会情勢に伴う課題も浮き彫りになっております。

 本シンポジウムは、北国・雪国において培われてきた技術と知恵を結集する情報交換の場として歴史を積み重ねてまいりました。多様化する課題やICTなど新たな技術の発展がある中、本シンポジウムの役割は益々大きくなっていると認識しております。是非ともこの場を活用していただき、積雪寒冷地の課題解決を一緒に考えていきたいと思います。

 記念すべき第40回目の開催となる本シンポジウムでは、従来からの目的である『積雪寒冷地における多様な技術や文化に関する情報の交流』をこれまで以上に活性化したく、本年度より、ポスター発表や企画セッションの拡大を図る取組みを実施し、より多くの皆様にご参加いただきたいと思います。

 皆様にとって有意義な場をご提供できるよう準備を進めてまいります。多くの皆さまにご参加いただきますよう、お願いいたします。

令和6年6月

一般社団法人北海道開発技術センター

理事長 倉内 公嘉

開催概要


シンポジウム名

第40回 寒地技術シンポジウム

COLD REGION TECHNOLOGY CONFERENCE 2024

開催日時

2024年11月26日(火)~11月27日(水)

開催場所

札幌コンベンションセンター

〒003-0006 北海道札幌市白石区東札幌6条1丁目1−1

主催

一般社団法人北海道開発技術センター

参加費

無料

発表形式


本シンポジウムは、さまざまな寒地技術に関する研究や取り組みを共有するために、口頭発表、ポスター発表、技術提出の3つの発表形式を設けております。


● 報告論文の口頭発表

報告論文の口頭発表は、研究者や技術者が寒冷地技術に関する研究成果や実践報告を直接参加者に伝える形式です。各分野に応じた「分科会」に分かれて実施されるため、参加者は興味のある分野の発表を選んで聴講できます。また、発表後には質疑応答の時間が設けられており、参加者との意見交換や議論が深められる機会が提供されます。なお、報告論文については、J-STAGEに掲載予定です。


● ポスター発表

ポスター発表は、研究や技術に関する成果を視覚的にまとめ、掲示したポスターを通じて参加者とコミュニケーションを図る形式です。ポスター前で自由に質疑応答や意見交換が行われ、研究者・技術者同士の活発な交流を促進します。


● 技術展示

展示ブースでは、寒地技術関連の製品や新技術、実施プロジェクトの展示を通じて、視覚的かつ触れる形で参加者に情報提供を行います。具体的な事例や機器の紹介など、実物を交えた説明が可能な場として、特に企業や機関が技術や成果を広くアピールするために活用されています。

以上の3つの発表形式を通じて、寒地技術の分野における最新の研究や実践知識の共有を行い、参加者同士の情報交換と連携を促進しております。

発表内容の範囲(キーワード)


寒地技術に関連する「報告論文」および「ポスター」を募集しています。

※なお、査読付きの論文募集は行っておりませんのでご注意ください。

テーマ

キーワード

寒さと暮らし

防寒衣料、寒地住宅、室内暖房、生活の知恵、雪国の生活、冬の伝承文化、保存食、冬と教育、除雪ボランティア 他

冬と遊び

冬のスポーツ・レジャー、冬のイベント、冬の観光・レクリエーション、流氷と観光 他

雪とまちづくり

防雪対策、流雪溝、消雪装置、除雪機器、都市計画、冬の景観 他

冬と交通・通信

新交通システム、雪崩対策、吹雪・吹き溜まり対策、航路維持、気象予測、寒地における航空機・船舶・自動車、路面対策 他

寒地における農・林・水産

食品保存、食品加工、品種改良、植物工場、室内園芸施設、水耕栽培、栽培漁業、緑化技術 他

寒さとエネルギー

冷熱利用、低温貯蔵、凍結工法、室内冷暖房、地域暖房、暖房機器、太陽エネルギー、温泉熱の利用、自然エネルギーの利用、EV 他

雪と応用技術

降雪・積雪センサー、凍結センサー、マイクロ波応用技術、耐寒機器、計測機器 他

寒地と環境

水質汚染、大気汚染、地下水涵養、環境管理、上下水道施設、廃棄物処理 他

寒さと構造物

砕氷船舶、港内結氷、流氷と漁業施設、氷海構造物、着氷雪防止、氷と材料、海水とその特性 他

寒地と防災

防災計画、自主防災組織、学校・地域教育、防災設備 他

その他

その他

第40回寒地技術シンポジウム 開催報告

会期

2024年11月26日~27日

開催場所

札幌コンベンションセンター

発表論文数

報告論文発表:49件、ポスター発表:49件、技術展示:19件

当時の様子


第40回寒地技術シンポジウム開会式

プログラム


11月26日(火)

11月27日(水)


第1分科会/

寒地と防災I

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第1分科会/寒地と防災I


11月26日(火) 10:00-11:45 <会場> 中ホール

座長:竹口 祐二(一般社団法人北海道開発技術センター)

 11月26日 10:00-10:15

 論文番号 I-031

寒冷地想定の交通モビリティ拠点整備の方向性と各交通計画の連携性の課題

 ○武田泉・坂田皇哉(北海道教育大学札幌校)

 11月26日 10:15-10:30

 論文番号 I-032

地方都市郊外部の自動車化と函館都市圏を想定した計画と改善への方向性

 ○坂田皇哉・岡田来惟・武田泉・山田凜太朗(北海道教育大学札幌校)

 11月26日 10:30-10:45

 論文番号 I-033

道路系・鉄道系交通機関における道内外での行政対応の差異についての検討

 ○山田凜太朗・武田泉(北海道教育大学札幌校)

 11月26日 10:45-11:00

 論文番号 I-034

飛雪流量計測に基づく道路上の視程と雪原上の視程の比較

 ○松澤勝・櫻井俊光・菅原邦泰(国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所)

 11月26日 11:00-11:15

 論文番号 I-035

汎用ソフトを活用した吹雪シミュレーションの検討

 ○阿部和樹・坂下ひなの・高橋浩司(株式会社構研エンジニアリング)、白川龍生・成松蒼(北見工業大学)

 11月26日 11:15-11:30

 論文番号 I-036

降雨時の雪崩発生条件に関する基礎的検討

 ○松下拓樹・櫻井俊光・吉井昭博・西村敦史(国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所)

 11月26日 11:30-11:45

 論文番号 I-037

厳冬期における避難所の給配電に向けた電動車の活用可能性に関する研究

 ○村上和馬(株式会社ドーコン)、高橋清(北見工業大学 地域と歩む防災研究センター)、福本和美(北海道開発局 網走開発建設部)、村澤直樹・及川宏之(株式会社ドーコン)、本間光世・井内彰宏(北海道開発局 網走開発建設部)

第3分科会/

冬と交通I

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第3分科会/冬と交通I


11月27日(水) 9:30-11:00 <会場> 中ホール

座長:鎌田 慈(公益財団法人鉄道総合技術研究所)


 11月27日 9:30-9:45

 論文番号 I-001

放射温度センサーでの路面温度検知による無散水消融雪施設稼働制御(1)

 ○山口正敏・伊藤司・福井秀樹(日本地下水開発株式会社)

 11月27日 9:45-10:00

 論文番号 I-002

津波遡上時の河川漂流氷板のシミュレーションモデルの開発について

 ○阿部孝章(国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所)

 11月27日 10:00-10:15

 論文番号 I-003

積雪による列車の走行抵抗となる荷重の測定

 ○佐藤亮太・高橋大介(公益財団法人鉄道総合技術研究所)

 11月27日 10:15-10:30

 論文番号 I-004

鉄道車両からの落雪現象に及ぼす振動の影響

 ○辻滉樹・鎌田慈・高橋大介(公益財団法人鉄道総合技術研究所)

 11月27日 10:30-10:45

 論文番号 I-005

燃料噴射量制御によるディーゼル機関の低温始動性の向上に関する研究

 ○今井裕都(北見工業大学大学院)、林田和宏・稲葉一輝(北見工業大学)、角田直人・花村良文(いすゞ自動車株式会社)

 11月27日 10:45-11:00

 論文番号 I-006

冬季災害レジリエンス強化を意識した電波伝搬特性

 ○杉田尚男(八戸工業高等専門学校)

第4分科会/

寒さとエネルギー

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第4分科会/寒さとエネルギー


11月27日(水) 9:30-11:00 <会場> 107・108会議室

座長:大川戸 貴浩(一般社団法人北海道開発技術センター)


 11月27日 9:30-9:45

 論文番号 I-013

『雪取り物語』「飛鳥からあした編:いつもそばに居る雪」[第1話~第5話]

 ○槇由美子・媚山政良(NPO法人利雪技術協会)

 11月27日 9:45-10:00

 論文番号 I-014

雪による米籾の低温乾燥装置の運用「補稿」

 ○媚山政良(NPO法人利雪技術協会)

 11月27日 10:00-10:15

 論文番号 I-015

雪縦孔における熱移動と物質移動の相関に関する考察

 ○媚山政良(NPO法人利雪技術協会)

 11月27日 10:15-10:30

 論文番号 I-016

冷却ロール型連続製氷機の開発

 ○村田隆太朗(長岡技術科学大学)、杉原幸信・上村靖司(長岡技術科学大学技学研究院)

 11月27日 10:30-10:45

 論文番号 I-017

再生可能エネルギーを最大限活用する雪国型ZEBの検討

 ○藤田愛稀(長岡技術科学大学大学院)、上村靖司・杉原幸信(長岡技術科学大学技学研究院)

 11月27日 10:45-11:00

 論文番号 I-018

地下水熱源ヒートポンプチラー式冷暖房システムの稼働実績(その2)

 ○伊藤健大・山口正敏・福井秀樹(日本地下水開発株式会社)

第2分科会/

寒さと構造物

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第2分科会/寒さと構造物


11月26日(火) 10:00-11:45 <会場> 107・108会議室

座長:五十嵐 隆浩(株式会社構研エンジニアリング)

 11月26日 10:00-10:15

 論文番号 I-024

矢板工法のトンネル覆工における凍害・塩害について考察

 ○須藤敦史(東北工業大学)、五十嵐隆浩(株式会社構研エンジニアリング)、河村巧(岩田地崎建設株式会社)

 11月26日 10:15-10:30

 論文番号 I-025

北海道のNATMトンネルにおける離散的な劣化遷移について

 ○禿和英(株式会社建設技術研究所)、須藤敦史(東北工業大学)、佐藤京(国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所)、兼清泰明(関西大学)、丸山収(東京都市大学)、檀寛成(早稲田大学)

 11月26日 10:30-10:45

 論文番号 I-026

北海道における矢板工法のトンネル覆工に対する維持管理について

 ○河村巧(岩田地崎建設株式会社)、須藤敦史(東北工業大学)、佐藤京(国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所)、兼清泰明(関西大学)、丸山収(東京都市大学)、檀寛成(早稲田大学)

 11月26日 10:45-11:00

 論文番号 I-027

模型実験による海氷を伴う津波と構造物との相互作用

~異なる寸法の海氷模型による海氷堆積高さ~

 ○日廻瑞貴・早坂悠太・山内文太・竹内貴弘(八戸工業大学)、木岡信治(国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所)

 11月26日 11:00-11:15

 論文番号 I-028

海氷による鋼構造物の損傷劣化調査を目的とした現地暴露試験と対策に関する一考察

 ○木岡信治(国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所)、竹内貴弘(八戸工業大学)、宮崎均志(株式会社丸田組)、伊川辰茂(一般社団法人日本磁気吸着工法協会)

 11月26日 11:15-11:30

 論文番号 I-029

衛星・気象データを用いたオホーツク海における氷荷重の推定

 ○小濱悠介(北見工業大学大学院)、舘山一孝(北見工業大学)、泉山耕・宇都正太郎(北海道大学 北極域研究センター)

 11月26日 11:30-11:45

 論文番号 I-030

棟パイプとアーチパイプを加熱するパイプハウスの積雪時における落雪効果

 ○谷川洋文(九州工業大学)、荒川逸人(国立研究開発法人防災科学技術研究所 雪氷防災研究センター)

第5分科会/

冬と交通II

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第5分科会/冬と交通II


11月27日(水)11:15-13:00 <会場> 中ホール

座長:大井 元揮(一般社団法人北海道開発技術センター)


 11月27日 11:15-11:30

 論文番号 I-007

LiDARを用いた路肩堆雪計測技術の適用性検証

 ○飯田美喜・吉田智(国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所)

 11月27日 11:30-11:45

 論文番号 I-008

モバイル端末を利用した積雪深計測に関する検討

 ○高橋浩司(株式会社構研エンジニアリング)、白川龍生(北見工業大学)、坂下ひなの・保木和弘(株式会社構研エンジニアリング)

 11月27日 11:45-12:00

 論文番号 I-009

2022/23冬季における中央帯の壁高欄での雪堤崩壊事例

 ○長嶺俊介・山田佳汰(長岡技術科学大学)、杉原幸信・上村誠司(長岡技術科学大学技学研究院)、荒川涼・岩﨑伸一(株式会社ネクスコ・エンジニアリング新潟)、町田敬(町田建設株式会社)

 11月27日 12:00-12:15

 論文番号 I-010

膜製スノーシェルターによる冬期高速自動車道の防災性能に関する研究

 ○細川和彦(北海道科学大学)、山口英治(太陽工業株式会社)、苫米地司(北海道科学大学)

 11月27日 12:15-12:30

 論文番号 I-011

列車着雪のトンネル内での融雪・落雪を計算可能なモデルの作成

 ○鎌田慈・高橋大介・辻滉樹(公益財団法人鉄道総合技術研究所)、佐藤研吾(国立研究開発法人防災科学技術研究所)

 11月27日 12:30-12:45

 論文番号 I-012

北海道の脊梁山脈を境界とした東西エリアの最低気温と降雪の傾向

 ○鈴木颯真・白川龍生(北見工業大学)、大橋一仁・金田安弘(一般社団法人北海道開発技術センター)、小林利章(株式会社北海道気象技術センター)

 11月27日 12:45-13:00

 論文番号 I-022

タイヤと乾雪の間の摩擦係数評価モデルの構築

 ○上之和人(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構)、中西義孝(熊本大学)

第6分科会/

寒地と防災II

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第6分科会/寒地と防災II


11月27日(水)11:15-13:00 <会場> 107・108会議室

座長:原田 裕介(国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所)


 11月27日 11:15-11:30

 論文番号 I-038

夏季のアスファルト補修施工の雪散布による養生時間短縮の検討

 ○齋藤進・杉原幸信・上村靖司(長岡技術科学大学)、岩崎伸一・荒川涼(株式会社ネクスコ・エンジニアリング新潟)、大久保忠彦・中川直人(株式会社ネクスコ・メンテナンス新潟)

 11月27日 11:30-11:45

 論文番号 I-039

新潟市におけるAIスマホ路面判定システムを活用した冬期道路管理に関する研究

 ○上石勲・中村一樹(国立研究開発法人防災科学技術研究所 雪氷防災研究センター)、関根正道・小野寺充・宮村卓(新潟市)、池内啓介(新潟県)、岸田佐世子(シルソナ)

 11月27日 11:45-12:00

 論文番号 I-040

SNSを利用した大雪時の防災におけるタイムラインの検討

 ○田中志門・白川龍生(北見工業大学)

 11月27日 12:00-12:15

 論文番号 I-041

大雪に伴う倒木によるインフラ被害復旧のための情報共有システムと組織運営

 ○岸田佐世子(シルソナ)、三浦友史・上村靖司・湯川高志・大石潔・岩橋政宏・吉澤厚文(長岡技術科学大学 地域防災実践研究センター)、上石勲(国立研究開発法人防災科学技術研究所 雪氷防災研究センター/長岡技術科学大学 地域防災実践研究センター)

 11月27日 12:15-12:30

 論文番号 I-042

寒冷期避難所暖房機器の火災安全検討Ⅱ

 大越雅之(岐阜大学)、○水谷嘉浩(J-PACKS株式会社)、根本昌宏(日本赤十字北海道看護大学)

 11月27日 12:30-12:45

 論文番号 I-043

機械学習を用いた新潟県長岡市の人身雪害発生予測

 石川大貴・○杉原幸信・上村靖司(長岡技術科学大学)、諸橋和行(公益社団法人中越防災安全推進機構)

 11月27日 12:45-13:00

 論文番号 I-044

令和6年能登半島地震における避難所対応を踏まえた北海道の冬期災害対策

 ○根本昌宏(日本赤十字北海道看護大学)、植田信策(石巻赤十字病院)、水谷嘉浩(J-Packs株式会社)

ポスターセッション

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第7分科会/

雪と応用技術

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第7分科会/雪と応用技術


11月27日(水) 13:30-14:30 <会場> 中ホール

座長:杉原 幸信(長岡技術科学大学)


 11月27日 13:30-13:45

 論文番号 I-019

放射製氷による氷柱花作製-気泡発生抑制と花氷の取り込み-

 ○丸山翔生・杉原幸信・上村靖司(長岡技術科学大学)

 11月27日 13:45-14:00

 論文番号 I-020

放射製氷における初晶発生促進と結晶の大型化

 ○篠原良輔・東条将也(長岡技術科学大学)、上村靖司・杉原幸信(長岡技術科学大学技学研究院)

 11月27日 14:00-14:15

 論文番号 I-021

可搬型雪冷房装置「雪風君」の社会実装の取り組み

 ○西川詩音・石川舜(長岡技術科学大学)、杉原幸信・上村靖司(長岡技術科学大学技学研究院)、伊藤親臣(株式会社SnowBiz)、高橋悟(ゆきぐに利雪振興会)

 11月27日 14:15-14:30

 論文番号 I-023

PSInSAR解析を用いた構造物モニタリングへの降積雪の影響の検討

 ○京增顕文・鎌田慈・辻滉樹(公益財団法人鉄道総合技術研究所)、中島伸一郎(山口大学)

第8分科会/

雪とまちづくり

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第8分科会/雪とまちづくり


11月27日(水)13:45-15:00 <会場> 107・108会議室

座長:永田 泰浩(一般社団法人北海道開発技術センター)


 11月27日 13:45-14:00

 論文番号 I-045

流雪溝一斉投雪イベント参加報告

~苫前町古丹別と増毛町市街地~

 ○澤田学(公益社団法人雪センター 会員)

 11月27日 14:00-14:15

 論文番号 I-046

「ふわサラ度」を用いた北海道富良野における降雪の特徴分析

 ○白川龍生(北見工業大学)、的場澄人(北海道大学 低温科学研究所)、橋本明弘(気象庁気象研究所)、山崎紋人(北見工業大学)、Furanobonchipowderproject(事務局:富良野市商工観光課)

 11月27日 14:15-14:30

 論文番号 I-047

豪雪地におけるタクシードライバーの心肺体力の冬季間の変化

 ○竹内健太郎(一般財団法人士別市スポーツ協会)、佐藤元信・稲毛幸雄・広瀬祐美子(株式会社士別ハイヤー)、須田力(NPO法人雪氷ネットワーク)

 11月27日 14:30-14:45

 論文番号 I-048

新潟県における散水型消融雪施設の稼働に伴う地下水位変化の傾向分析

 ○小野寺誠・上村靖司・杉原幸信(長岡技術科学大学)、藤野丈志(株式会社興和)

 11月27日 14:45-15:00

 論文番号 I-049

希少な自然現象(ダイヤモンドダスト)の発生条件の一般化に関する検討

 ○長谷川祥樹・野口泉・山口高志・鈴木啓明・大屋祐太・牛島健(地方独立行政法人北海道立総合研究機構)

開会式


11月26日(火) 15:00-18:00 <会場> 中ホール


 11月26日 15:00–15:05

主催挨拶

 11月26日 15:05–15:25

寒地技術賞表彰式

 11月26日 15:30-16:00

40周年記念講演 「寒地技術シンポジウム40年の歩み」

 原文宏(一般社団法人北海道開発技術センター地域政策研究所長)

 11月26日 16:15-17:55

40周年記念リレートーク

「40歳から見た『ホッカイドウ』のこれまでとこれから」

 山岸奈津子氏(一般社団法人SHIRAOI PROJECTS 代表理事)

 定池祐季氏(東北学院大学 地域総合学部 准教授)

 猪熊梨恵氏(札幌オオドオリ大学 学長)

 本庄彩芳氏(北海道新聞社 記者)

 ファシリテーター:小西信義(一般社団法人北海道開発技術センター)

 グラフィックレコーディング:出村沙代氏(株式会社たがやす)

高橋明美氏(株式会社たがやす)

特別セッション/

持続可能な運用に向けた

流雪溝の最前線

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特別セッション/持続可能な運用に向けた流雪溝の最前線


11月27日(水)15:00-17:00 <会場> 中ホール

座長:原文宏(一般社団法人北海道開発技術センター)

セッション協力:北海道開発局 留萌開発建設部 道路計画課


 11月27日 15:00-15:15

北海道における流・融雪溝供用地域の自治体を対象としたアンケート調査結果報告

 ○三原夕佳・小西信義(一般社団法人北海道開発技術センター)、小村健太(株式会社日本海コンサルタント )、 原文宏(一般社団法人北海道開発技術センター)、高野伸栄(北海道大学大学院工学研究院)、倉内公嘉(一般社団法人北海道開発技術センター)

 11月27日 15:15-15:30

「るもい流雪溝の日」

~地域間共助による流雪溝版コンパクト・プラス・ネットワークに向けて~

 ○西大志(苫前町まちづくり企画/萌える天北オロロンルート運営代表者会議)、伊藤優(苫前町建設課)、尾崎秀巳、山本卓矢(増毛町建設課)

 11月27日 15:30-15:45

石川県白山市白峰地域における産学官民連携による持続可能なまちづくり

 ○福田崇之(金沢工業大学 産学連携局)

 11月27日 15:45-16:00

新潟県妙高市における流雪溝自動遠隔制御システムによる

除雪者負担軽減の事例報告と今後の展望

 ○小島祐二・小島利一(株式会社雲田商会)

 11月27日 16:00-16:15

市民の灯りと流雪溝~たきかわ紙袋ランターンフェスティバルから~

 ○山田直登(たきかわ紙袋ランターンフェスティバル実行委員会) 

11月27日 16:20-16:50

討論:持続可能な運用に向けた流雪溝の最前線

特別セッション/

ほっかいどう学

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特別セッション/ほっかいどう学


11月27日(水)15:30-17:45 <会場> 107・108会議室

座長:神林裕子(札幌国際大学)


 11月27日 15:30-:15:40

開会あいさつ

 ○新保元康(認定NPO法人ほっかいどう学推進フォーラム)

 11月27日 15:40-15:55

雪対策室と教育の連携について

 ○坂幸次郎(札幌市雪対策室)

 11月27日 15:55-16:10

外国語活動での雪学習へのトライアル

 ○種谷富茂華(札幌市立藤の沢小学校)

 11月27日 16:10-16:25

北見市で始まった雪学習

 ○村上陽一(北見市立美山小学校教諭)

 11月27日 16:25-16:40

GIGAスクールにおける雪学習の可能性

 ○朝倉一民(札幌国際大学)

 11月27日 16:50-17:40

パネルディスカッション

 11月27日 17:40-17:45

閉会あいさつ

 ○新保元康(認定NPO法人ほっかいどう学推進フォーラム)

寒地技術表彰式


第39回寒地技術シンポジウムで発表された論文を対象に、積雪寒冷地における寒地技術の向上に著しく業績のあった個人、団体を表彰するもので、今回は5部門5篇の論文が選定された。

部門 論文名 氏名
学術部門 「中分雪堤の内部滑り型崩壊の観測と検証」 杉原幸信(長岡技術科学大学)
渡邉香歩(長岡技術科学大学)
上村靖司(長岡技術科学大学)
岩﨑伸一(株式会社ネクスコ・エンジニアリング新潟)
荒川涼 (株式会社ネクスコ・エンジニアリング新潟)
町田敬(町田建設株式会社)
計画部門 「スマホAI路面判定システムの実証とAI検知要素の拡張」 中村一樹(防災科学技術研究所雪氷防災研究センター)
上石 勲(防災科学技術研究所雪氷防災研究センター)
仲条 仁(株式会社Create-C)
産業部門 「ICT・GISサービスを用いた冬期道路管理
~皆で知識ゼロから始めるICT活用~」
舟見群章氏(株式会社玉川組)
地域振興部門 「寒冷地域における電線類地中化の浅層埋設実証試験について」 大部裕次氏(国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所)
岩田圭佑氏(国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所)
福島宏文氏(国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所)
地域貢献部門 「小学校社会科における北海道での国道除雪の教材化
~第4学年『自然災害から人々を守る活動』の実践を通して~」
木田孝紀(札幌市立桑園小学校)

 

寒地技術シンポジウム ポスター賞


  タイトル 氏名
大賞 水素ストーブ・水素暖房機
―化石燃料に代わるエネルギーの実用化検討―
土谷敏行(株式会社土谷製作所)
準大賞 AR技術による降雪・吹雪時の視程障害の疑似体験について 丹治和博(一般財団法人日本気象協会)
若原麻紀(一般財団法人日本気象協会)
松田友紀子(一般財団法人日本気象協会)
準大賞 民間初の地域学習用デジタル教材検索サイト
「なるほどう!北海道!」
宮川愛由(認定NPO法人ほっかいどう学推進フォーラム)
新保元康(認定NPO法人ほっかいどう学推進フォーラム)