お仕事&職員紹介

work & staff introduction

Work & Staff introduction

近年入社した職員に、入社の経緯やdecのお仕事、プライベートの過ごし方などをインタビューしてみました


staff member

01


大橋一仁

Kazuhito Ohashi

【2019年入社】

北見工業大学大学院工学研究科 修了

地域政策研究所 研究員

[技術士(建設部門)]

staff member

02


橋本 澪奈

Reina Hashimoto

【2019年入社】

帯広畜産大学大学院畜産学研究科 修了

調査研究部 研究員

staff member

03


石川玲衣

Rei Ishikawa

【2022年入社】

室蘭工業大学大学院工学研究科 修了

地域政策研究所 研究員


staff member

01

大橋一仁

Kazuhito Ohashi

【2019年入社】北見工業大学大学院工学研究科 修了

地域政策研究所 研究員

[技術士(建設部門)]

Q1

入社の経緯

私はもともと北海道内を移動することが好きで、大学3年時に初めて北海道の道の駅を完全制覇。その経験を活かし、卒業論文、修士論文のテーマは道の駅となりました。研究を進める中で、弟子屈町で開催された全国「道の駅」連絡会総会・シンポジウムに参加したところ、道の駅と連携しながら魅力ある地域づくり、観光景観づくりを行うシーニックバイウェイの取組とdecという存在を知りました。その後、北見工業大学の大学院に進学し、交通結節点としての道の駅の活用に着目した研究を行っていました。その関係で、道の駅を拠点とした自動運転の実証実験に関連するワークショップに参加したところdecが携わっておりました。

このような経緯から、decであれば大学で培った道の駅に関する知識や経験を活かしつつ、北海道の発展に寄与できるのではないかと思い、入社に至りました。

Q2

仕事の内容とやりがい

decに就職が内定した際には、公共交通とシーニックバイウェイに関する内容に従事すると勝手に思っていました。しかし、入社してみるとメインの担当は「雪」。最初は戸惑いもありましたが、仕事を進める中でやりがいも見つかりました。

「雪」に関する業務では、道路パトロールカーにカメラを設置し、リアルタイムに吹雪状況を把握できるシステムの構築やサイトの配信、吹雪によって視界不良が発生しやすい箇所の分析などを行っています。サイトを活用していただいている現場の方から、「サイトがあるおかげで助かっている」との声をいただけた際にやりがいを感じています。

もともと道の駅に関する研究は、「人口減少の中でいかにして生活を維持していくか」に興味がありました。現在は、雪に関する業務・研究を通じて、「人口減少の中でいかにして安心安全な交通環境を維持していくか」に興味を持っています。道の駅と雪で視点は大きく変わりましたが、「人口減少の中で北海道の生活を守っていきたい」という想いは変わっていません。

中標津道路事務所での打合せ

道路パトロールカーへの機材設置

Q3

ある日のスケジュール

9:00

出社 メールチェック

9:15

吹雪によって視界不良が発生しやすい箇所の分析

11:30

プロジェクトチーム内での情報共有、進捗の確認

12:00

お昼休憩(自宅が徒歩圏内なので一時帰宅)

13:30

報告書作成

15:30

翌日の発注者との打合せに向けた資料作成

19:00

退社(残業2時間)

Q4

プライベートの過ごし方は?

前述の道の駅巡りに加え、野球、ゴルフ、スキーが趣味です。

野球 :高校野球では全道ベスト4(ベンチでしたが笑)を経験し、今でも草野球を継続

WBCの決勝は休暇を取得して応援

ゴルフ:今年で4年目となり、90切りを目指して日夜練習中

スキー:入社2年目に目覚め、その年にスキー検定2級を取得。翌年に1級を取得し、現在はテクニカルプライズを夢見て練習中

ルスツのパウダースノー!

このあと凡退

PIARC賞 ヤングプロフェッショナル部門 優秀賞を受賞しました!

2022年2月に開催されたPIARC2022(オンライン)にて、「Development of a Road Visibility Inspection System Using Driving Video Images Recorded by Onboard Video Camera」を発表しました。その結果、主著者が35歳以下を対象とするヤングプロフェッショナル部門(選考対象72編)において、最優秀賞(1編)に次ぐ、優秀賞(1編)を受賞しました。

本論文は、吹雪による視程障害を画像処理によって定量的かつ自動的に判別し、道路状況の即時把握を可能とするものです。吹雪による視程障害は、刻一刻と変化し局所的に発生するため、正確かつリアルタイムに状況を把握することが困難という問題に対し、先進技術を用いて解決を図っている点について評価いただいたと考えています。

吹雪による視程障害を即時把握できるため、吹雪時のパトロール台数を削減するなど省人化が期待されます。また、定量的に視程障害の多発箇所を抽出することで、リスク箇所の把握及び要因分析が可能なほか、吹雪対策施設を設置することによる効果把握も期待されます。引き続き、吹雪対策の高度化を目指して邁進していく所存です。

staff member

02

橋本 澪奈

Reina Hashimoto

【2019年入社】

帯広畜産大学大学院畜産学研究科 修了

調査研究部 研究員

Q1

入社の経緯

静岡県静岡市の中山間部の、野生のサルやイノシシが出没することもあるような地域で生まれ育ちました。幼い頃から生き物全般が好きで、自然豊かな北海道で動物に関する勉強ができればと思い、帯広畜産大学に進学。エゾモモンガの繁殖生態に関わる研究をしていました。大学時代から、北海道らしい四季折々の風景を眺めながらドライブしたり、家族や地元の友人を道内各地へ案内するのが好きでした。

就職活動中、ゼミの先生に就職先について相談するとdecを勧められ、decについて調べてみると、業務内容が多様で、かつ、就職活動中に興味を持った“地域活性化”に関する業務にも携わっていることから、decへの入社を決めました。

Q2

仕事の内容とやりがい

主に、後志、胆振、日高管内において、シーニックバイウェイ北海道の活動支援とみち学習プロジェクトの事務局運営を行っています。

シーニックバイウェイ北海道は、地域住民が主体となり、行政等と連携して地域づくりなどを行う取り組みで、地域と行政の協働による沿道のビューポイントの調査や、イベントや清掃活動のお手伝いなどを行っています。今ではルートコーディネーターを任せていただいており、地域と行政との調整において、主体的に考え、働きかけることが求められています。先輩方の振る舞いも参考にしつつ、私なりのルートコーディネーター像を作っていければと思っているところです。

みち学習プロジェクトは、第8期北海道総合開発計画に位置付けられている「ほっかいどう学」の取り組みの一つで、みち(社会資本=インフラ)に関する授業の一般化に向けたお手伝いなどを行っています。学校の先生方やインフラに携わる行政の方々と一緒に教材等についての検討を行い、インフラの役割や重要性を子供達に理解してもらえることが、当プロジェクトの醍醐味の一つだと感じています。

シーニックバイウェイの会議にて

他ルートへの視察

Q3

ある日のスケジュール

9:00

出社・メール&本日のスケジュールの確認

9:15

ビューポイントにおける調査計画の検討・作成

11:00

dec出発

12:00

道中でお昼休憩

14:00

みち学習に関する授業実践の見学・実施記録@登別市内の小学校

15:00

授業者の先生&見学者での意見交換・実施記録

16:00

小学校出発

18:00

decに帰社・記録データの取り出し

18:30

退社

Q4

プライベートの過ごし方は?

●サッカー観戦

 地元の清水エスパルスを熱烈に応援しています。高校生の頃からホームスタジアムに通い始め、高校時代には「私は勝利の女神だ!」と本気で思っていた…。大学時代には、サッカー見たさにサッカー部のマネージャーに。将来の夢は、我が子を連れてスタジアムでサッカー観戦すること。

●旅先での御朱印集め

 サッカーの試合のアウェイ遠征や、好きなアーティストのライブで遠方に遊びに行った際の楽しみとして、ここ最近、神社仏閣の御朱印を集め始めました。(日々の雑念をリセットしたいという想いもあります…。)

10年ぶりの勝ち試合観戦!

ねこちゃんと暮らしています

staff member

03

石川玲衣

Rei Ishikawa

【2022年入社】

室蘭工業大学大学院工学研究科 修了

地域政策研究所 研究員

Q1

入社の経緯

私は、大学の学部時代は物理学を専門に学んできました。しかし、大学3年生の頃に北海道胆振東部地震をきっかけに、災害や物流など、私たちの身近なインフラに興味をもちました。大学院からは土木分野に転科し、都市・交通計画学に関する研究を行ってきました。

就職活動時は、「生まれ育った北海道で活躍できる人材になりたい」という思いが強くあり、大学院時代で学んだ経験を活かせる建設コンサルタントを目指しました。一方で、研究を続けたいという気持ちもあり、decのように、建設コンサルタントとして、シンクタンクとして、道内で働ける環境に魅力を感じ、decに入社を決めました。さらにdecでは、工学部出身者以外にも、理学、生物学、文系出身者も多く在籍しており、私のような「物理×土木」という珍しい人間(笑)でも活躍のできる場があるということも、決め手の一つとなりました。

Q2

仕事の内容とやりがい

北海道内の地域が持っている課題や目的に対して、課題解決に向けどのような調査を行い、具体的に実現していくかを考え、コンサルティングをしていく仕事をしています。

その中でも、私のメインの担当は「公共交通」。主に公共交通に関わる計画の策定業務や過疎地域等における公共交通網の再編などに取り組んでいます。

業務に取り組む中で、自分が提案したものが採用され、一つの計画として出来上がった瞬間にやりがいを感じます。また、世の中に貢献できていることに誇らしさを感じています。

小学生向けのバスの乗り方教室開催(北見市)

お祭りでデマンドバスの取組みを紹介(福島町)

Q3

ある日のスケジュール

9:00

出社 メールと1日のスケジュールチェック

9:15

打合せ用の資料作成

12:00

お昼休憩 近場の美味しいお店でランチタイム

13:00

先輩と作成した資料の確認・修正

14:00

確認した資料の修正

16:00

先輩と再度資料の確認、1日の進捗の共有

17:00

退社:毎回ではないですが、この日はノー残業

Q4

プライベートの過ごし方は?

旅行が好きで、道の駅巡りや公共配布カード集めなどをのんびり行っています。最近は、「スタンプラリー」や「ガチャピンズラリー」のほか、ゆるキャラを見つけては購入しており、家の中がぬいぐるみで溢れかえっています。ゆるキャラから地域の特性や歴史を知ることが、最近では楽しみの一つになっています。

また、YOSAKOIソーランのチームにも所属しており、踊り子ではなく、カメラマンとして毎年参加し、チームの最高の瞬間を写真におさめています。

道の駅石狩「あいろーど厚田」までドライブ

増えていく各地のゆるキャラたち

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